2018年県立高校入試対策のための夏期講習が終了しました

2018/09/03

 

 こんにちは、おまかせ塾からの投稿です。

 10日間の夏季集中講座、本当にお疲れ様でした。夏を制する者は受験を制するとも言われていますが、生徒さんの頑張りがこちらにも伝わってきて、教える側としてもとても充実した日々を過ごすことができ感謝でした。また夏期講習の最終日に、夏期講習で学習した範囲での理解度テストを行い、現状の理解度を示すデータ分析結果を生徒さんにご提出致しました。そして、翌日は、第3回茨城統一テストも受験していただきました。

 テストの結果は、そのときの結果にしか過ぎませんが、そのテストのデータ分析結果を通してご自身の課題を抽出し、PDCAを回して頂くことが一番重要です。ここでPDCAとはP(計画)、D(実行)、C(評価)、A(改善)のことですが、テストのデータ分析の結果、正答率が高い問題(他の多くの受験生が正答している問題)で、もしご自身が失点しているならば、何故失点したか?について自己分析を行い、その分析結果を踏まえて、次回のテストに持っていく教訓は何かを整理しながら、その論点をまず優先的に学習するというプロセスがとても重要です。現状とあるべき姿のギャップである課題を抽出し、改善のための計画、実行することで、愚直にPDCAを回しながら回答の精度を向上して行くことは、受験勉強に関する学習の王道となります。

 茨城県立高校入試対策としては、苦手科目を作らず、5科目をバランスよく得点することが重要です。何故、バランスが重要か?と申しますと、各科目80点に到達するまでのコストパフォーマンスが、80点以上の得点を取るためのそれと比べて、格段に効率がいいからです。そして、80点をマークするためには、正答率の高い問題を失点しないことで、得点を作っていく戦術が必要になります。また、茨城県立高校入試問題は、毎年の出題傾向は大きく変わりませんので、過去問を教材に出題パターンを学習し、解法プロセスの定着を図っていくことがとても重要です。

 そこで、9月から受験対策のための新規講座を開設し、解法プロセスの定着を図って、どのようにして得点を作り出して行くかについて学習するカリキュラムを検討しています。昨年は、冬期講習で始めたメソッドですが、今年は、早期に学習をスタートすることで、効率的な学習を目指し、後半戦を乗り切って頂きたいと考えています。具体的には、毎週1回の授業で5科目を対象に、過去10年分の本試験問題を教材に、論点別の縦解き学習(論点別に10年分の本試験問題を時系列に解く学習)を行います。そして茨城県教育委員会発表の正答率によって各問題の難易度を客観的に把握した上で、確実に正答しなければならない問題か、そうでないか?を見極め、1科目50分の時間の中でどのようにして80点を獲得するかについて、実戦的なノウハウを伝授していきたいと思っています。乞うご期待下さいませ。