オバマ大統領の広島でのスピーチについて

2016/06/05

オバマ大統領の広島でのスピーチについて

先週 オバマ大統領が広島でスピーチをされました。
素晴らしい声のトーン また 内容は 人類が今までを振り返り 人類がこれからどう生きていくかを問う 深いものであったことに感動しました。

特に聞いていて涙が出てしまったところを 抜き出してみました。

That is why we come to Hiroshima. So that we might think of people we love ― the first smile from our children in the morning; the gentle touch from a spouse over the kitchen table; the comforting embrace of a parent ― we can think of those things and know that those same precious moments took place here seventy-one years ago. Those who died ― they are like us. Ordinary people understand this, I think. They do not want more war.

(日本語訳) それが、私たちが広島を訪れる理由です。私たちが愛する人のことを考えるためです。朝起きて最初に見る私たちの子どもたちの笑顔や、食卓越しの伴侶からの優しい触れあい、親からの心安らぐ抱擁のことを考えるためです。私たちはそうしたことを思い浮かべ、71年前、同じ大切な時間がここにあったということを知ることができるのです。亡くなった人たちは、私たちと変わらないのです。
普通の人たちは、このことを分かっていると私は思います。普通の人はもう戦争を望んでいません。

レインボーの生徒さんやご家族は は上記の幸せな家族の一場面のどれかには当てはまる平和な暮らしをしていると思います。 その平和が 戦争によって奪われてしまうのは とても悲しいです。 家族の平和を思う時 戦争のむごさを思います。

オバマ大統領は 人間の矛盾 歴史について 国家のあり方において 多くの分野で語られましたが最後に 私たちの意識の目覚めを呼びかけています。 これらのことを意識していくことが 大切だと思わされました

レインボーの外国人の先生の Allan先生は シリア出身です。 現在もご家族は内戦の中で生きておられます。 Allan先生はいつもご家族に連絡を取って安否を案じておられます。 インターネットのおかげで 何とかいろいろと連絡は取れているようです。それでも ご両親は Allan先生が日本で健康で安全に暮らしているかを心配されているようです。  どの世界においても 戦争であっても平和であっても家族が家族を思う気持は変わらないのですね。

家族というものはそういうものですよね。 レインボーに来ているお子さんを見ながら お子さんたちが 御家族の愛に守られて 勉強されているのをひしひしと感じます。
授業でときどき生徒さんに感謝なことを 伝えてもらうと Family (father mother sister brother grandmother grandfather) とおっしゃる生徒さんが多いのもとてもそれを物語っていると思います。

大切な家族を守るためにも平和を望んでいくことの大切さを教えられたスピーチでした。

参考までに 英語の勉強としてふさわしい オバマ大統領の英語の字幕のあるサイトをご紹介しておきます。

みなさんの学びが充実しますよう 応援しています。