St.Patrick Day 文化の違い 

★2月はSt.Valentine’s Day でした。 日本ではチョコレートを女の子から男の子へ、あるいはお友達同士で渡すのが習慣です。

アメリカでは大切な人に主にカードを書いて差し上げるのが多く、プレゼントもチョコレートとは限りません。

もともとは ローマ皇帝が戦士は戦場に行くので結婚してはならないという 法律を作ったとき、神に仕える聖バレンタインが法律に

反して結婚の司式を執り行ったことから捕らえられ処刑されてしまったその日が2月14日でした。彼の人々が愛することに勇気を

もって尊んだ姿勢から愛する人を大切にする日 としてバレンタインデー守られてきたのでした。

そんなことを2月は皆さんとお話したりイマージョンクラスの工作ではバレンタインカードを作りました。

★3月は日本ではホワイトデイですが、こちらは日本の製菓会社がブームを作ったのであって欧米ではありません。

そのころは3月17日 St.Patrick’s Dayをお祝いします。そもそもアイルランドのお祝いですが、いまでは欧米またニュージーランドや

オーストラリアでもお祝いしています。こちらも神に仕える聖パトリックがアイルランドにキリスト教を伝え、その時に三位一体

(神、キリスト、聖霊が同じ神であるということ)をつたえるのに Shamrock(クローバー)を用いてお話をしたことからこの

Shamrockでお祝いするようになりました。また アイルランドはエメラルドアイランドと呼ばれ 象徴される色が緑であることから

この日は皆が緑色のものを身につけたり、緑のものを食べたりというお祝いもしています。 日本でも表参道でそういったお祝いをして

います。アメリカでは川の色まで緑に染めたりと大がかりなお祝いやパレードをする地域もあります。

3月17日は聖パトリックの命日です。こちらも今週のイマージョンクラスのArts and crafts でこのShamrockを用いたBookmark

(しおり)を作っています。 実用的に使っていただきながら生徒さんおひとりおひとりが異文化が少しでも理解できることを

願っていきたいと思います。

 

filed under: