県立高校入試は、過去問で解答プロセスを身に付けよう。

2022/10/30

茨城県立高校入試対策専科担当の南村恵三です。

当専科の特徴は、県立高校入試の本試験問題をどのように時間内に解答するか、実践的な解答プロセスについて学んでいただいています。

9月から初めて、過去4年分の過去問を使って、学習を深めました。

県立高校入試は、5科の総得点をいかに高得点するかがポイントです。国語と英語の長文読解で共通する点は、質問文に対して、答えの根拠を本文から探すというプロセスです。質問文はとても重要で、そこには指示されているキーワードがあり、そのキーワードを本文の中から検索するプロセスが共通しています。

理科、社会は、基礎的な知識をしっかり、覚えていることが重要です。理科の計算問題は簡単ですが、単位を合わせる問題が出題されるなど、注意が必要です。直近の本試験でも出題されました(2022年大問6の小問2)。

最後に数学です。いつもお決まりの問題構成ですので、過去問でしっかり解答プロセスを身に付けることがとても重要です。茨城県立入試問題は、1次関数の文章題、確率、統計問題、図形問題は毎年出題されています。図形問題は、大問形式で、小問2の問題は、毎年1けた台前半の正答率です。この正答率ならば、合否にはあまり関係ないので、時間パフォーマンスからして、捨て問として取り扱える問題ですが、解答プロセスの知識としては、三平方の定理、相似比、円周角などの複合問題として処理できます。

私自身は中小企業診断士の資格をはじめ様々な資格を持っていますが、資格試験、入学試験など分野は違いますが、総じて競争試験に関しては、やはり合格するプロセスは同じだと思います。正しいプロセスで勉強すれば、必ず目標を達成することができます。You can do it!